反射が残っている人が増えている理由

「なんで反射がいっぱい残っている人が増えているんでしょうね?」
お客さんからも、たまに質問されます。

生活環境や価値観の変遷など、要因はたくさんあると思いますが、
私は「戦争の影響」も大きいのではないか、と感じています。

高齢者から、戦争体験を直接聞けた

仕事柄、高齢者の話をよく聞きます。
私が仕事を始めた20年以上前は、なんと明治41年生まれの方ともお会いしました。
(「祖父母から新撰組の話を聞いたことある」って言ってた!)
今は昭和一桁に会えるかどうか。

リハビリの大先輩から
「終戦がいつかくらい、ちゃんと知っていなさい」
「知らないなんてダメよ。そんなことでは信用してもらえないよ」

と26〜27歳の頃に教えられました。

何かしら”サバイバルモード”を全国民が発動させていた時代

本当にその通りで、この金言のおかげで、いろんな体験談を聞かせてもらうことができました。

食べるものはあったが混ぜ飯がまずかった、
疎開してきた子供が多すぎて参った、
疎開先でいじめられた、
ホームシックのストレスから倒れた、
着物と米を交換してもらったが、足元を見られて辛かった、
東京大空襲に遭った…。

内容や重さは違っても、「何もなかった」という人はいなかった。
みんなが何かしら“サバイバルモード”で生き抜いていました。
しかも数年にわたって。

母親も、父親も反射が活性化しまくっていた

調べてみると、戦時中の出生数は毎年200万人前後。
終戦の年でも160万人ほど。
ということは、その年に生まれた子どもたちの多くは、妊娠期に母親の強いストレスの影響を受けていたはずです。

母体がサバイバルモードでいると、赤ちゃんは反射が残りやすく生まれます
そして「子どもは親を超えて発達しない」という原則から、
次世代にそのまま引き継がれていく。

さらに、戦争から帰ってきてPTSDを患ったままの男性が結婚し、
(あるいは家族の元へ戻り)
家の中で暴れて、妻や子供にストレスを与えて家中の反射が活性化しやすくなる。

昭和の頑固おやじというと、やたら暴れたり、殴ったり、ちゃぶ台ひっくり返したりする描写がありませんでしたか?
これはつまり、戦争でPTSDになった男性がそこらにいたからではないかと思う。


これで、また反射が残ったまま生まれる赤ちゃんが増えます。

​こうして「反射が残ったままの大人」→「反射が強く残った子供が生まれる」と連鎖するループができた。
そこに発達しにくい現代環境も重なり、未統合の人が増えている…。
私はそういう仮説を持っています。

反射の統合を進めて、本当の意味で戦争を終わらせよう

だからこそ、反射の統合を進めることは
戦争を本当に終わらせることにもつながるのではないかと思います。

​つまり、祖父母や曽祖父母から受け継がれたサバイバルモード=固める反射・モロー反射の残存と活性化を、
反射の統合を進めることで、今の世代で終わらせる。

それは自分のためであると同時に、
社会のため、次世代への贈り物にもなる。
あと、先祖供養にもなるんじゃないかなって感じもします。

反射を統合することは、平和で、持続可能で、発達してゆく未来をつくる一歩。

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